2019年8月8日9:00
かつての良縁が、今では離縁へというケースが増えている。バンクオブアメリカとファーストデータのマーチャントアクワイアリングのパートナーシップも終了する。
銀行にとって、アクワイアリングは儲からないビジネスという意識が強かった2009年。バンクオブアメリカは自社マーチャントサービスを切り出し、ファーストデータと合弁会社を設立した。
しかし、クレジットカードにデビットカードが加わり、プリペイドカードが登場。キャッシュレスが進むにつれて、アクワイアリング収入は大きく伸びている。
そういう背景もあって、今回の提携解消となった。バンクオブアメリカはマーチャントサービスへの投資を加速。決済環境が変わりつづけるなか、マーチャントニーズに合致したソリューションをスピーディに提供する。