2019年9月4日7:00
凸版印刷は、エンパシが提供するモバイルPOS端末「EM10 (イーエムテン)」を活用し、 クレジットや電子マネーなどの決済手段に対応したモバイルPOS・決済サービス「TOPPOS(トッポス)」を、2018年10月より提供する。 TOPPOSにICタグの一括読み取り機能を追加した「TOPPOS-UHF」を開発し、10月1日より提供を開始する。
同サービスは、「TOPPOS」にUHF帯据置リーダライタを連携したもの。これにより、複数商品のICタグを一括で読み取り、合計金額を瞬時に表示させることが可能だ。またモバイルPOS端末で持ち運びができ、LTE、Wi-Fi、無線・有線LANなど設置環境に合わせてさまざまな通信方法を選択できる。
台数での価格は、購入モデルが初期費用50万円~、月額費用3万円~となる。凸版印刷は今後、ICタグの導入が進む小売・流通・サービス業に同サービスを拡販し、2020年度に関連受注を含め約3億円の売上を目指す。