2019年11月25日17:36
東芝インフラシステムズは、 大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)が2019年12月10日から2020年9月30日まで行う次世代改札機の実証実験に参画すると発表した。同社は、Osaka Metro長堀鶴見緑地線のドーム前千代崎駅にて顔照合およびQRコード認証用改札機を使用した実証を行う。
実証実験は、Osaka Metroが「実現したい事業成長メカニズム」として挙げている、顔照合によるセキュリティ強化や次世代型決済の実現を念頭に置いたものだ。
今回の実証実験で同社は、1機目には顔照合技術を、2機目にはQRコード認証技術を採用した2機の自動改札機を設置する。モニタとして参加するOsaka Metro社員が事前登録したデータにより、顔照合もしくは、QRコード認証で駅改札入退場を行い、その実用性を検証する。なお、今回の実証実験では、運賃の収受は行わない。