2010年11月15日15:38
クレジットカードなどの情報処理センターである日本カードネットワーク(CARDNET)は11月15日、ポイントカードの処理機能を搭載したクレジット決済端末「JET-STANDARD(JET-S端末)」のラインアップを追加すると発表した。2008年1月に同機能を搭載したNECインフロンティア製端末をリリースしているが、オムロン製「CAT240端末」にも搭載する。
現時点でのJET-S端末の設置台数は46万台。そのうちCAT240端末は14万台を超え、約3割を占めているという。同端末設置店は、端末を置き換えることなく、アプリケーションを追加購入するだけでポイントカード処理機能を搭載することができる。
ポイント取引情報は、CARDNETオンラインセンターを経由せず、ゲートウェイサーバを利用して直接ポイントカード処理センターに送られるためランニングコストの削減が実現。他社との差別化要因となっている。
また、ポイント事業者は、CARDNET標準ポイント仕様に基づき開発、パッケージ化されたゲートウェイサーバを利用することにより、ポイントカード処理センターの開発負荷が低減されるとともに、システムの安定性が確保されるという。