2020年1月15日18:30
ヤマトフィナンシャル(YFC)は、ネット総合決済サービス「クロネコwebコレクト」においてクレジットカードの不正利用防止を目的とした検知機能を2020年1月21日より提供すると発表した。
EC市場の拡大と共にクレジットカード不正利用は増加の一途を辿っており、2018 年の国内における被害額は約 235 億円、その中でも番号盗用による「なりすまし被害」が急増している。こうした事案は、主に通販事業者がその損失を負担するため、事業継続におけるリスク要因となっている。また 2018年6月施行の「改正割賦販売法」により通販事業者等のクレジットカード加盟店に対して多面的・重層的な不正利用対策が義務化された。
こうした中、「クロネコwebコレクト」では、EC・通販事業者がクレジットカード決済をより安全に導入できるよう、システムの追加開発が不要かつ、無料で利用可能な不正検知機能を追加する。
EC・通販事業者が、「クロネコwebコレクト」でクレジットカード決済を利用した時に、YFCが独自に所有する情報を元に不正利用の危険度を判定し、メールで通知する。EC・通販事業者は、その判定結果を商品出荷の判断材料として利用できる。
また、APIにて連携することで、よりスピーディーな判定結果の返信も可能だ(別途費用が発生)。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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