2010年11月24日17:42
決済代行事業者のペイジェントは11月24日から、「ドコモ ケータイ払い」による継続課金サービスへのシステム対応を正式に開始すると発表した。同社では2008年10月に業界初の主要3社に対応した携帯キャリア決済(「ドコモ ケータイ払い」、「まとめてau払い」、「S!まとめて支払い」)を発表したが、今回は通常の携帯キャリア決済に加え、EC事業者からニーズの高かったドコモ ケータイ払いによる継続課金サービスの利用を可能とした。
同サービスは、今年4月にNTTドコモがドコモ ケータイ払いによる継続課金サービスを開始したことを受け、ペイジェントの決済代行システムを対応し、開発したものであり、決済代行事業者として初めての対応となる。
ドコモ ケータイ払いは、ユーザが携帯電話に4ケタの暗証番号を入力するだけで、ネットショッピングの代金や携帯サイトの月額利用料を、携帯料金とまとめて支払うことのできる決済方法。今回のドコモ ケータイ払いによる継続課金サービスは、ユーザが初回に毎月の支払いに同意するだけで、自動的に毎月の課金ができる点が最大の特徴であるという。このサービスを利用すると、ユーザは毎月の支払い操作が不要になり、EC事業者は、ユーザに毎月の支払い案内をせずに売上処理ができるため、少ない事務工数で継続的な料金徴収が可能となる。
ペイジェントでは、今回のドコモ ケータイ払いへの対応拡充により、定期的・継続的に課金が発生する、ゲーム・音楽などのデジタルコンテンツやコミュニティサイトの月会費、健康食品や化粧品の定期購入などへの決済代行サービス導入の増加や、新たなマーケットへの拡大を見込んでいる。