2020年4月27日11:30
駐車場予約アプリ「akippa」を運営するakippaは、近くの直売所・農園の検索ができるサービス「YACYBER」を提供するYACYBERと連携し、駐車場で野菜の無人直売を開始した。2020年4月27日より、東京都内、関西の一部のakippa駐車場が無人野菜直売所として活用される。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、緊急事態宣言の発令に伴い外出自粛となり、スーパーマーケットや商店街などでの日用品の買い物需要が増加している。4月23日には東京都小池知事からも「お買い物は3日に1回」を推奨されるなど、大きな課題になっている。
そこでakippaは無人での野菜直売を行うYACYBER(ヤサイバー)と連携し、無人の駐車場で野菜を購入できるようにすることで 課題解決に取り組んでいく。無人のため“密接”を避け、時間指定ができるので“密集”を避け、野外駐車場で“密閉”を避けることができるとしている。利用者は、パーキング直売所で事前に購入・予約した農作物のピックアップできる。また、予約をしていない場合でも、現地でQRコードからその場で購入することも可能だ。
両社では連携し、akippaの空いている駐車場で野菜の直売ができるようにいたした。本来、akippaでは駐車を目的とした利用のみに限っているが、同提携によりakippaは駐車以外の目的での利用可否をオーナーに確認し許可を得た上で、利用可能としている。
なお、akippaは空いている駐車場を活用するサービスで、生産者が直接、利用可能駐車場の中からその日に出品したいエリアの駐車場を予約するため、日によって野菜直売所となる駐車場は変わるという。
野菜の生産者にとっては、販売所が増えることでより多くの利用者に新鮮な野菜を届けることが可能となる。多くの利用者に届けることにより、フードロスにも繋がるとしている。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト