2010年11月26日8:43
フライトシステムコンサルティングは、三菱UFJ ニコスの協力を得て開発し、9月30日から販売を開始した日本初のiPhone を活用した法人向けクレジットカード決済ソリューション「ペイメント・マイスター」の大幅バージョンアップを行ったと発表した。今回のバージョンアップでは、QRコードによる金額と設定項目の自動読み取り、iPhone4に対応。iPhone4対応の専用ケースは12月から順次出荷開始予定だ。同ソリューションの営業推進はソフトバンクテレコムと協業し全国展開するという。
ペイメント・マイスターは外出先でのモバイル決済で利用できるソリューション。その特性上、決済と売上を紐づける項目を標準で最大4項目までカスタマイズ設定できる。これにより例えば、社員コード、契約書番号など、各決済において関連づけておきたい項目を入力でき、自社販売管理システムや売上管理システムとの容易な連携が可能となる。今回のバージョンアップでは、このカスタマイズ項目と金額をQRコードに含めることで、iPhoneのカメラ機能を使い自動で読み取り、手入力なしで決済に反映できるようにした。これにより、専用カードリーダでクレジットカード情報を自動で読み取るほか、QRコード対応により必要事項の自動入力が可能となるため、誤入力のリスクを軽減できる。また自社システムとの連携が容易になり、業務効率の大幅アップが実現できるという。
専用ケースについては、現在販売中のiPhone3G、iPhone3GS向けに加え、新たにiPhone4専用ケースを12月より順次出荷開始する。クレジットカードリーダ機能はそのままに、iPhone4にフィットする形状になっている。専用アプリケーションはすべてのケースで動作可能だ。