2020年5月15日11:28
フォースタートアップスは、継続的に調査を行い、同社サービスである「STARTUP DB (スタートアップデータベース)」に調査結果を公開している。同社では、2020年1月から4月までを対象とした「国内スタートアップ資金調達額ランキング(2020年1月〜4月)」を発表した。
後払い決済サービス「Paidy」を提供するPaidyは、第三者割当増資により伊藤忠商事から資金調達を実施し、ベルフェイスと並んで4位にランクインした。伊藤忠商事からの累計資金調達額は100億円を突破した。また、この資金調達により、Paidyの累計資金調達額は融資を含め300億円に達し、国内スタートアップ最大規模の累計資金調達額となっている。調達資金は、今事業拡大を加速するための財務基盤の強化に充てられる見込みだという。
新興国向け小口融資サービスを展開する、12位の五常・アンド・カンパニーは、シリーズDラウンドにおける資金調達の第一回クローズを完了した。2020年2月に行われたクレディセゾンを引受先とした900万米ドルの融資契約に加え、4月に約13億4200万円(プレスリリース記載の合計調達金額23億3000万円より推計)を調達した。合計で23億3000万円の資金調達を成功させ、12位にランクイン。今ラウンドの第一回クローズにはセブン銀行やSBIホールディングス、クレディセゾンのほか、個人投資家複数名が参加している。今回の資金調達によって、今後のアジア・アフリカ地域における拠点拡大を進める方針だという。
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ペイメントナビ編集部
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