2020年5月27日13:38
ホワイトカードは、新たな金融サービス「CaelCardサービス(カエルカードサービス)」の提供に向け、資金移動業の登録および電子決済等代行業の登録を行い、準備を行ってきた。このほど、ホワイトカードとGMOあおぞらネット銀行の業務提携により、「カエルカードサービス」へのGMOあおぞらネット銀行のプラットフォーム銀行サービスの採用が決定し、サービスの本格提供を開始すると発表した。
ホワイトカードが提供するカエルカードサービスは、法人向けにサブスクリプション型で提供する送金サービスだ。導入企業は従業員1名あたり月額198円(税込)のサービス利用料を支払うことにより、カエルカード会員間(例えば、導入法人⇔従業員)の送金を何度でも利用できる。カエルカード会員同士での送金においては、都度の送金手数料が不要であることに加え、カエルカードアプリからの送金が可能だ。そのため、経費や給与の支払い、給与の前払いや日払いなど、回数の多い送金でもコストを削減して実現できるとしている。
今回のGMOあおぞらネット銀行へのプラットフォーム銀行サービスの採用により、カエルカードサービスのアカウントとGMOあおぞらネット銀行に開設した銀行口座情報を、銀行APIで連携することにより、カエルカードサービスアプリで送金や残高確認等ができるようになる。また、カエルカードサービスの会員情報と、GMOあおぞらネット銀行の口座情報を連携するため、カエルカードサービスの利用者の面倒な入力を省きスムーズな利用を開始することが可能だ。
なお、2020年冬頃を目途に、カエルカードサービスの利用者に、専用の銀行キャッシュカード一体型デビットカードの発行を視野に入れ調整している。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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