2020年6月18日9:00
楽天カード、楽天ペイメント、および楽天Edyは、総務省が実施する「マイナポイント事業」における決済事業者として、提供する各決済サービスにおいて「マイナポイント」への申込受付を7月より開始する。
申込受付開始に先駆けて、6月16日、各社サービスサイトにおいて同事業向けの特設ページを開設した。「楽天カード」、「楽天ペイ(アプリ決済)」、および「楽天Edy」における各特設ページでは、「マイナンバーカード」の取得方法や「マイナポイント」の予約方法(マイキーID設定)、「マイナポイント」の申し込みと受け取り方法に関する情報などを紹介している。
同事業は、キャッシュレス決済サービスを提供する決済事業者を通じて付与される「マイナポイント」の活用により、消費の活性化、マイナンバーカードの普及促進、および官民キャッシュレス決済基盤の構築を目的として、総務省が実施するものだ。
ユーザーは、「マイナポイント」の申し込みを完了した決済サービスを用いて、2020年9月1日~2021年3月31日(予定)の期間中に買い物等で決済、もしくはチャージ(入金)した金額の25%分を、上限5,000円分まで「マイナポイント」として各決済サービスに応じた還元方法で受け取ることができる。
「楽天カード」もしくは「楽天ペイ(アプリ決済)」で申し込んだ場合は、各サービスによる決済の利用額に応じた「楽天ポイント」が、また「楽天Edy」で申し込んだ場合は、チャージ金額に応じた「Edy」が還元される。「楽天ペイ(アプリ決済)」は、期間限定ポイントも含め「楽天ポイント」で支払った場合も「マイナポイント」還元の対象になる。
なお、同事業による「マイナポイント」としての還元は、従来より「楽天カード」、「楽天ペイ(アプリ決済)」もしくは「楽天Edy」の利用やチャージに応じて還元されるものとは別に受けることができる。例えば、「楽天ペイ(アプリ決済)」では、チャージ元に「楽天カード」を設定し、オンライン電子マネー「楽天キャッシュ」をチャージして支払いに用いると、「楽天ポイント」の三重取りが可能だ。また、「楽天Edy」においては「楽天ポイント」を貯める設定をしたうえで、「楽天カード」からチャージして利用すると、「楽天ポイント」と「Edy」の三重取りが可能だ。
つまり、「楽天ペイ(アプリ決済)」の決済利用でマイナポイント25%(「楽天ポイント」として付与)、「楽天カード」で「楽天キャッシュ」チャージでポイント0.5%(200円毎に1ポイントの「楽天ポイント」を「楽天カード」から付与)、「楽天キャッシュ」利用でポイント1%(100円毎に1ポイントの「楽天ポイント」を楽天ペイから付与)となり、合計26.5%が付与される。
「楽天Edy」の場合、チャージで「マイナポイント」25%(「Edy」として付与)、「楽天カード」によるチャージでポイント0.5%(200円毎に1ポイントの「楽天ポイント」を楽天カードから付与)、決済利用でポイント0.5%(200円毎に1ポイントの「楽天ポイント」を「楽天Edy」から付与)となり、合計26%となる。