2020年6月18日16:30
新生銀行は、2020年6月18日、オープンAPI基盤を活用するサービスの第一弾として、スマートフォン向けのインターネットバンキングサービス「新生パワーダイレクトアプリ」を正式リリースした。
同アプリは、残高・入出金明細の参照や振込など、インターネットバンキングにおいて一般に必要な機能を持ちつつ、 残高推移や資産バランスなど、利用者のニーズに合わせて必要な項目を選択して表示する機能を有している。さらに、ゲーム開発技術を持つ事業者と協働して、利用者の好みに合わせてアプリの壁紙を変更できる機能を実装した。スマートフォン端末の生体認証システムの利用や振込時のスマートフォン認証などによる、セキュリティの強化も図っているそうだ。
同アプリを開発するにあたり、オープンAPI基盤を活用することによって、各種取引やサービスを分解し、それらを容易に再構築できるようになり、短期間かつ低コストでの開発を実現している。こうした開発手法を用いることで、今後は利用者の属性やニーズに合わせたさまざまなサービスを、柔軟かつ機動的に開発し、提供していくことが可能になるそうだ。
新生銀行グループでは、これから本格的に展開するネオバンク・プラットフォーム「BANKIT」においても、オープンAPI基盤を活用して、グループに加え、外部のパートナー企業が持つ各種取引・サービス機能も合わせて提供していく。
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ペイメントナビ編集部
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