2020年6月22日13:00
GMOコマースとGMOあおぞらネット銀行、Payment Technologyは、従業員が働いた分の給与を支給日前でも受け取れるサービス「GMO給与前払い」を協働で開発した。
「GMO給与前払い」は、企業に費用や手間などの負担なく導入できるサービスで、 GMOコマースにおいて6月22日より、導入の申し込み受付を開始する。実際のサービス開始は7月17日を予定しており、導入企業で働く従業員は、最短で7月17日から給与の受け取りが可能だ。なお、同サービスはPayment Technologyが主体となって提供する。
「GMO給与前払い」は、 飲食・小売・運送などにおいて約700社の導入実績を持つ「前払いできるくん」を開発する Payment Technologyのシステムに、GMOあおぞらネット銀行による立替資金の提供と即時支払いを可能にする銀行APIサービスが加わり開発されたサービスだ。 販売は、 飲食店や小売店など約5万4,000店舗の優良顧客基盤を有するGMOコマースが行う。
「GMO給与前払い」の導入企業は、 通常必要となる新たな専用口座の開設や初期費用等のコストの負担が不要で、従業員の給与前払いニーズに対応できるという。従業員は4カ国語(日本語・英語・中国語・ベトナム語)に対応したウェブサイトやスマートフォンアプリから申請すると、24時間365日いつでも給与を受け取れる。
なお、従業員の利用料は、初期登録費用が無料、システム利用料が申請額の6.0%、振込手数料が210円(税込)となる。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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