2020年7月3日17:06
金融ロボアドバイザーサービスの開発・運営を行うフィンプラネットは、セブン&アイ・ホールディングス傘下のセブン・フィナンシャルサービスとの間で、2020年5月、資本業務提携を締結したと発表した。また、フィンプラネットの開発する金融総合ロボアドバイザーサービス「fints(フィンツ)」の一般提供開始に向けて、セブン・フィナンシャルサービスと共同で実証実験を開始した。
フィンプラネットの「fints」は、消費者の加入する健康保険制度や社会保障制度、勤務先における従業員支援制度といったさまざまな保障や支援制度を保険設計に取り入れることで保険料の「払いすぎをゼロに」、また、企業型や個人型の確定拠出年金といった資産の徹底した活用を促進することで「眠った資産をプラスに」することを目指し、消費者一人ひとりに合わせた包括的な金融アドバイスを提供するWEBアプリケーションサービスであるという。
「fints」は今後、雇用主として従業員満足度の向上をねらう企業のための福利厚生サービスとして、また、リテール事業者に対しては顧客サービス向上のための施策として活用してもらえるミニアプリやホワイトレーベルの形態にて、2020年秋より順次提供が開始される予定だ。
同社は、 セブン&アイグループの店舗網を通じた多彩な顧客接点、全国に張り巡らされたATM網、および同グループに対する消費者からの信頼と、同社のサービスや経営資源とのシナジーを創出、両社の顧客の利便性・満足度の向上を実現することを目的として、資本業務提携契約を締結したそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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