2020年7月7日15:30
アクルは、決済サービスを提供するベリトランスとの提携により、ベリトランスの決済サービスを利用するカード加盟店に対して、不正検知・認証システム「ASUKA」の提供を開始すると発表した。
今回の提携により、ベリトランスが提供する不正検知ラインナップに新たに「ASUKA」が加わる。ベリトランスの決済サービスを利用するカード加盟店は、以前にも増して不正対策の選択肢が広がることになり、より具体的な不正対策運用を構築することが可能になる。
アクルによると、「ASUKA」は、旧来型の不正検知システムの課題を潰したチャージバック対策向けの不正検知・認証システムになるという。また独自の認証ツールを備えることで、それまでの不正検知システムではカバーしきれなかった領域への新たな選択肢として提供を開始する。
なお、「ASUKA」の特徴としては、シンプルに、「費用が高い」「導入工数がかかる」「運用負荷が高い」「サポートが充実していない」といった項目の対局にあるものだという。カード加盟店が本来不正防止対策に求めるものを、純粋に追及したシンプルな設計となるそうだ。
航空券や宿泊施設など旅行系商材加盟店向けの「ASUKA for Travel」とアパレル、コスメ、家電、CtoCプラットフォームなどの物販商材加盟店向けの「ASUKA for Ecommerce」から構成される。