2024年1月16日17:11
アクルとGMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)は連携し、GMO-PGの決済サービスを利用するEC事業者へ、ECサイトにおけるクレジットカードの不正利用被害を撲滅するためにアクルのクレジットカード不正検知・認証システム「ASUKA」の提供を開始すると発表した。
近年、クレジットカードの不正利用の被害額が年々増加し、一般社団法人日本クレジット協会の発表する国内発行カードの番号盗用被害は2022年には411億円にも上った。
また、不正利用は短期間で頻発・増加するケースが多く、迅速に不正対策を実行できるかがEC運営事業者にとって課題となっている。こういった背景により、GMO-PGを利用するEC事業者により効率的かつ効果的に不正対策ができる環境を整えるべく、今回の提供を開始したそうだ。
今回の提携により、GMO-PGのオンライン総合決済サービス「PGマルチペイメントサービス」を利用するユーザーへ不正対策の強化として、アクルが提供する「ASUKA」の導入を選択できるようになった。
GMO-PGでは、EC事業者の属する業界や商材・事業規模等によって異なるニーズ(機能・料金・カスタマイズ性等)に対応するため、不正利用対策サービスの拡充を進めており、今回の「ASUKA」の取り扱いもその一環となる。
なお、「ASUKA」は、複雑なシステム開発は原則不要で、簡易な実装とテストのみで最短1~2週間で利用開始でき、費用は毎月プランに応じた固定額が発生する固定価格制となる。そのためスピーディ・手軽に不正利用対策サービスを導入したいEC事業者に適しているそうだ。
独自ノウハウを基に、チャージバックをはじめとするECの脅威に対して対応できる、様々な不正対策ソリューションの導入支援と情報提供を通じ、クレジットカードの第三者利用によるリスクの根本的な解決を目指します。 不正検知・認証システムやチャージバック保証などを提供しております。
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