2020年7月10日15:00
世界遺産「白川郷」を有する岐阜県の白川村は、国内旅行客向けに「キャッシュレス割引キャンペーン」を2020年7月10日から開始する。QRコード決済のゲートウェイサービスを展開するQFPay Japanが決済システムを提供する。キャンペーンの割引総額は6,000万円で、1回につき商品購入代金の30%を割引(上限1回3,000円/税別)。また、キャンペーンの終了時期は割引総額を達成した時点となる。割引対象ウォレット(QRコード)は、「楽天ペイ」「PayPay」「d払い」の3種類だが、コロナ終息後のインバウンド回復も見込み、「Alipay」「WeChat Pay」も対象とする。QFPayのシステムは1つのQRコードで上記全てのウォレットを読み込み決済することができ、割引きなどの機能も操作できることから、同村は導入を昨年から開始した。
また、白川村は同時期に割引総額1億円の「白川郷宿泊割引キャンペーン(QRコード決済は対象外)」も行っており、アフターコロナの観光客誘致に力を入れるそうだ。