2020年8月5日9:09
GMOペパボは、月額制ネットショップ作成サービスの「カラーミーショップ byGMOペパボ」において、 ネットショップに導入できる新たな決済方法としてPayPayが提供するキャッシュレス決済サービス「PayPay」を追加し、 2020年9月より提供開始すると発表した。そして8月4日から、「PayPay」の先行申込受付を開始する。
ネットショップ運営者は、約3,000万人のユーザーを持つ「PayPay」を導入することで、 購入者の商品の決済時における支払い方法の選択肢を広げられ、 購入を途中でやめてしまう離脱を防止する効果が期待できるという。コンビニ支払いのような商品到着後に払込票(請求書)で支払いを求める場合は料金未払いのリスクがあり、振込支払いの場合は、注文内容との照合に手間がかかるといったデメリットがある。「PayPay」であれば、こうしたリスクや手間はかからないとしている。
購入者にとっては、「PayPay」が導入されたネットショップであれば、クレジットカードの情報を入力する手間は必要なく、「PayPay」に登録しているクレジットカードや、銀行口座の情報を用いて簡単に商品の支払い手続きが行えるようになる。
8月4日より、「カラーミーショップ」のネットショップ運営者を対象に「PayPay」の先行申込受付を開始するが、同サービスの決済システムを担うGMOイプシロンへの申し込み、 およびGMOイプシロンとPayPayによる導入審査が必要となる。審査が完了すると、 2020年9月の「PayPay」実装時より順次「PayPay」を導入できるようになるそうだ。
また、 「カラーミーショップ」では、今回の「PayPay」の追加を記念して、通常より引き下げた決済手数料を永年で利用できるキャンペーンを実施する。8月4日~8月31日までのキャンペーン期間中に、お知らせページURLより「PayPay」の申し込みをした、「カラーミーショップ」を利用中のネットショップ運営者が対象となる。初期費用は無料、月額費用2,000円で、決済手数料は3.45%から2.99%(キャンペーン決済手数料)となるそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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