2020年8月20日19:43
PayPayと、WeWork Japan合同会社は、オフィスの役割を再定義し、PayPayの新オフィスを共同設計したと発表した。PayPayの新オフィスは、WeWork Japanが2020年8月に開設した「WeWork 神谷町トラストタワー」内に、2020年9月末完成予定だ。従来のデスクワーク用の席数を約75%削減すると同時に、従業員同士が交流できるゾーンを複数設けることで、従業員がオフィスに物理的に集まるメリットを最大限引き出す設計となっているそうだ。同オフィスは、WeWork Japanが、ニューノーマル時代の働き方に対応するために、全面的なカスタマイズを施した、初めての事例となる。
以前のPayPayは、オフィスでの勤務を基本とし、従業員が一堂に会して業務を行っていた。今回、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、今後、PayPayは、在宅での勤務を原則とし、作業のためのオフィス出社は不要になる。そのような中で、社内外にいる従業員がシームレスなコミュニケーションがとれるオフィスが必要と考え、今後のオフィス戦略を、①オフィスの役割の再定義、②三密回避・安全確保、③共創・協働の実現、と定めた。オフィスを「作業・商談の場」から「チームワークによる新しい価値を創出する場所、従業員のエンゲージメントを高める場所」とし、一から設計したオフィスに移転することになった。オフィスの総席数を従来の968席から228席に大幅に削減することなどで(出社率25%上限)、2メートルのソーシャルディスタンシングを徹底し、従業員の安全を守るという。また、オープンなラウンジスペースやワークスペースなどにより、従来のオフィスよりも活気があふれ、コミュニケーションが促進されるオフィスを目指す。
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ペイメントナビ編集部
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