2022年10月7日7:50
ANA ファシリティーズとWeWork Japanは、ANA マイレージクラブ会員(AMC会員)約3,800万人を対象に、WeWork ワークスペース利用における連携サービスを開始すると発表した。
ANA ファシリティーズが開始する新たなワークスペース事業「ANA WORK POINT」の予約サイトを介して、WeWork ワークスペースの時間単位での利用予約が可能となる。第一拠点として、2023年1月5日にオープンする「WeWork 品川」よりスタートし、順次、空港および主要駅からのアクセスが良いWeWorkを中心に、 対象拠点を拡大していく予定だ。
また、 同連携の一環として、 今後共催イベントの実施や、「WeWork 品川」でのANA オリジナルドリンク等の提供を予定している。11月10日には、 共催イベントの第一弾として、ANAケータリングサービスとの「ANA’s World Cocktail Tour」をWeWork メンバーおよびAMC会員限定イベントとして「 WeWork ギンザシックス」にて開催する。ANAオリジナルカクテルやANAの就航地にちなんだカクテルをバーテンダーにてその場で作成し、利用者に味わってもらうという。
共用エリア利用は、AMプランが2,750円、PMプランが3,850円、終日プランが4,950円となる。また、会議室利用は、1~8名部屋が3,300円(30分)、9~19名部屋が4,950円(30分となる)(いずれも税込)。
今回、両社は、WeWork コミュニティとAMC会員のビジネスコミュニティの相乗効果により、よりグローバルなコミュニティを全国横断的に繋げることで、オープンイノベーションを推進していくことを目的に、同連携を開始するに至った。
ANAファシリティーズは、昨今のリモートワーク需要の急増や働く環境の多様化が進む情勢を鑑み、ANAグループの顧客であるAMC会員にワークスペースを提供するために、 ANA WORK POINT事業を開始した。各個人の多様な価値観に応えるワークスペースを提供すべく、対象拠点の拡大を進める。
WeWork Japanは、メンバー企業の事業成長および柔軟な働き方の支援を推進しながら、コミュニティの活性化に注力している。特に、空港や主要駅からアクセスの良いハブとなる拠点においては、 国際ビジネスの起点となることを見込める。今回の連携において、AMC会員に向けた WeWork の利用促進により、新たな顧客層の開拓とともに、 WeWork 既存メンバーの満足度向上を目指す。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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