2020年10月2日8:51
NEC(日本電気)は富山市から受託した「富山市 顔認証システム社会実験」を2020年10月1日から開始した。
同実験では、顔認証技術を用いて、生体認証データを1つの共通IDとして利用し、富山市中心市街地と岩瀬地区の店舗30か所で顔認証決済やおもてなしサイネージ体験などのサービスを社会実験として順次試験的に導入する。
NECの生体認証「Bio-IDiom」の中核技術である顔認証技術を用い、事前にスマートフォンで本人の顔画像やクレジットカードなどの情報を登録することで、非接触による安全で快適な顔認証決済が利用できるという。富山市ガラス美術館や富山市郷土博物館など富山市中心市街地と岩瀬地区の30の店舗や施設で顔認証決済が順次利用可能となる。
また、顔画像情報を登録済のお客様が富山駅構内に設置したディスプレイの前に来ると歓迎メッセージが表示される、おもてなしサイネージも体験可能だ。