2020年10月2日8:20
タビィコムは、愛知県岡崎市と共同で、小売業やサービス業でも利用可能なデジタル版プレミアム付商品券システムを開発し、2020年10月1日より販売・使用を開始した。
同システムではプレミアム付商品券をオンラインで販売し、新型コロナウィルス感染拡大防止に向けて、「3密」を防いだ形で、多くの人に安心・安全にプレミアム付商品券を利用してもらうことが可能だ。またさらにプレミアム付商品券の販売や抽選、発行、そして換金業務に関わる人件費や時間を大幅に削減することで、利用者、販売者である自治体、換金業務に関わる金融機関にとって、効率性の高いシステムを実現しているそうだ。
また、利用店舗でクラスターなどが発生した場合でも、システム側で特定を行うことが可能となっているため、その後の対策を迅速に実施することも可能だという。
愛知県岡崎市で開始するプレミアム付商品券の販売・使用では、岡崎市のほぼ全ての事業者が対象となり、飲食店に加え、スーパーマーケットや家電量販店、ガソリンスタンドなどの小売業に加え、タクシー事業者、医療関連、美容院などのサービス業などが利用することが可能なデジタル版プレミアム付商品券システムとなっている。
今回、岡崎市では発行総額18億7,500万円のうち、デジタル版プレミアム付商品券は15億円分(全体の8割)の発行となっており、岡崎市全体として商品券事業そのものをデジタルへとシフトさせ、コロナ対策と事業者支援の両立をこれまで以上に推進していきたいとしている。