2010年11月29日11:25
タクシー事業を展開するフジタクシーグループ、リアライズ・モバイル・コミュニケーションズ、ソフトバンクテレコム、ソフトバンクモバイルは11月26日、スマートフォンを使った新たなタクシー配車管理システムの実用化に向けて、実証実験を開始したと発表した。
同実験では、従来、個別のシステムで運用されていた、配車などの運行支援、業務管理などをWindows ケータイのSoftBank X02T(東芝製)を利用することで一本化し、低コストでトータルなタクシー配車管理システムの実証を行う。フジタクシーは、今月初旬からGPS機能を利用した配車管理の業務について当初45台で実車実験を開始し、来年春以降を目途に全車両での導入を予定している。将来的には料金決済、防犯対策までを、スマートフォンとそのネットワークで構築することを予定しているという。