2020年10月20日6:50
ビリングシステムは、このほどドラッグストアのツルハと、ビリングシステムの業務提携先である財付通支付科技有限公司(Tenpay Payment Technology CO.,Ltd.)がプラットフォームとして提供する「WeChatPay ミニプログラムサービス」を活用した越境ECサービスを開始すると発表した。
ビリングシステムでは、新型コロナウィルス感染拡大により減少したインバウンド売上をカバーする1つのソリューションとして、2020年9月23日付で行雲商事との包括業務提携を発表し、日本の加盟店へWeChatミニプログラムを活用した越境 EC や事前予約決済サービス等の提供を開始した。
WeChatミニプログラムとは、ユーザーがアプリストアから新たにアプリをダウンロードする必要なく利用できる、参加企業等がWeChatアプリ内で提供しているミニアプリで、飲食や買い物、旅行などさまざまなシーンで利用されており、月間アクティブユーザー数4億を超えているサービスとして普及拡大している。
ツルハは、WeChatミニプログラム越境ECサービスを導入することで、WeChatのエコシステムを活用し自社の公式アカウントフォロワーに対するマーケティングや新たなファンの獲得等を、経済的な負担を抑え自社EC等を開設でき新たな売上チャネルを拡大していくことができるようになるとしている。また、同取組においては Tenpay 等からのプロモーションサポート等を受ける予定だ。
ビリングシステムでは、WeChatミニプログラムにおいて、越境ECや事前注文の決済機能の提供に併せ、Tenpayおよび行雲商事と協力して日本の加盟店に対し集客及び売上拡大に繋がるプロモーションサービス等を提供していく。また、決済サービスソリューションプロバイダーとして、決済サービスを中核としつつ、これに付随するさまざまなサービスを提供していく方針だという。