2020年10月23日7:30
LINE、LINE TICKET、LINE Fukuokaは、「福岡市実証実験フルサポート事業」の一環として、文化施設の観覧券の電子化及びオンライン決済の実証実験を2020年10月22日より開始すると発表した。
同実証実験では、これまで紙チケットだった福岡市文化施設の常設展観覧券を電子化し、新設したLINE公式アカウント「FUKUOKA GUIDE」上で、文化施設の電子チケットの購入・発券および館内の混雑状況の確認が可能になる。これにより最小限の対人接触で文化施設を利用できる。同アカウントのサービス対象施設は、福岡市科学館、福岡市美術館、福岡アジア美術館、福岡市博物館、「博多町家」ふるさと館となる。
具体的には、電子チケットサービス「LINEチケット」を導入し、文化施設の常設展観覧券を電子化。LINE上で常設展の展示内容の確認・電子チケットの事前購入・発券が可能となり、当日の入館までがLINEひとつで完結する。券売窓口に並ぶ必要がなくなり、窓口での購入時に発生する注文のやりとり、現金や観覧券の受け渡し等の対人接触も最小限に抑えられるので、来館客と施設スタッフ双方の感染症予防策として有用だという。
また、リアルタイムの空き・混雑情報配信サービスを行うバカンと連携し、文化施設の混雑状況を配信。ユーザーは来館前に文化施設の混雑状況をLINE上で確認できるようになる。
さらに、文化施設の展示情報に加え、グルメ・おでかけスポットレビューアプリ「LINE CONOMI」と連携することで近くの人気カフェなど周辺グルメ情報もLINEから確認できる。Googleマップと連携しているのでスムーズに目的地に到着できるとしている。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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