2015年3月23日9:00
欧州議会は、クレジットやデビットのカード発行者手数料(Interchange fee)にキャップをかける法案を、圧倒的多数で可決した。賛成621、反対はわずか26票だった。
欧州委員会はこの結果を歓迎。カード発行者手数料はカードの不透明な手数料で、年間60億ユーロの削減につながる可能性があると推定している。
施行は2015年10月。デビットカードは1件あたり0.2%、クレジットカードは0.3%というキャップがかかる。カード発行会社にとっては大きな痛手。いままで1%から2%だったものが激減する。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。