2013年6月5日20:27
エクシードはこのほど、アマゾン ウェブ サービス(AWS)運用自動化支援ソリューションを提供開始すると発表した。エクシードでは、AWS向けの「PCIDSS準拠マネージドサービス」および「運用自動化支援サービス」を提供し、企業の早期かつ小額投資でのインターネットビジネスの立ち上げや、既存の ITコストの最適化を支援するという。
同サービスは、PCIDSSに準拠した決済に関わる運用サービスを、PCI DSS準拠のPCIサービスプロバイダ(レベル1)として認証されているAWS上で構築されたシステムへ適用する。これにより決済に関わるインフラシステムを自社で構築・運用する必要がなくなるため、構築・運用にかかるコストおよび時間を削減することが可能だ。
エクシードでは、昨今注目を浴びている Devops や運用自動化ツールである Chefに注目し、運用自動化に特化したエンジニアを養成してきた。同サービスは、エクシードの提供している既存の開発環境との統合管理を実現する Chefをベースとしたシステム運用自動化フレームワーク「cloudrop」や、同じく Chefをベースとしたシステム運用管理ソリューション「AWS OpsWorks」などの各運用自動化ツールを企業の課題にあわせて選定・導入支援を行う。AWSの運用自動化のコンサルティング、自動化スクリプトの作成、関連ツールの検証を行うことで、企業に最適な方法でシステム運用コストの削減を目指す。
エクシードでは、 AWS運用自動化支援ソリューションを 3 年で100社への提供を目指す。今後はシステム構築・運用の支援のみならず、AWSの最新サービスを常に研究し、大量ログの解析サービスなど新たなソリューションやサービスを追加していく予定だ。