2017年6月9日19:10
G+D MobileSecurity、村田製作所、STマイクロエレクトロニクス(ST)は、セキュリティ機能のIoT機器への統合に向けて協力すると発表した。
同ソリューションでは、STの汎用マイクロコントローラ「STM32」に接続されたセキュア・エレメント「STSAFE-A」上にG+D Mobile Securityの鍵管理システムが実装されており、STの両製品と共に村田製作所製の小型・高コスト効率のLoRaWANモジュールに組み込まれている。また、端末のエンドツーエンド セキュリティ、LoRaWANモジュールの実装およびライフサイクル管理の簡略化、容易なネットワーク展開と追跡、さらにはデータ・プライバシーと完全性を提供するセキュアなLoRaWANエコシステムの基盤を形成するそうだ。同ソリューションは、2017年6月7日より試用が可能になる。
3社の共同ソリューションは、やりとりされるデータの完全性と機密性を確保し、セキュアな手法でLPWAN鍵の配布を可能にするという。LPWAN鍵は、LPWANネットワーク内のネットワークおよびアプリケーション・データの暗号化と復号に使用する。