2019年10月18日17:40
大日本印刷(DNP)は、スマートフォンで銀行の口座の開設時に、非対面での本人確認方法として使用される運転免許証の真贋判定を補助するサービスを開始する。2020年春より、「DNPスマートフォン向け銀行口座開設用アプリ」および「本人認証・本人確認アプリ」のオプション機能として、同機能の提供を開始する。
今回、口座開設用のアプリとしては初めて、「DNPスマートフォン向け銀行口座開設用アプリ」および「本人認証・本人確認アプリ」の拡張機能として、真贋判定補助機能を組み込む ことで、システム的なチェックによる精度の高い真贋判定につなげて、セキュリティ性の向上と金融機関の業務負荷の軽減を図っていくそうだ。同真贋判定補助機能は、DNPが保有する運転免許証を利用した本人確認や有効期限の確認、偽造の判定などの高い技術を活用している。
DNPは、各金融機関に向けて本機能が搭載された「DNPスマートフォン向け銀行口座開設用アプリ」および「本人認証・本人確認アプリ」を提供するほか、関連製品を含めて、2023年度に約5億円の売上を目指す。