2019年1月27日7:30
大日本印刷(DNP)は、2019年1月に、ゆうちょ銀行が発行する、Visa加盟店で利用可能なプリペイドカード「mijica(ミヂカ)」に、「国際ブランドプリペイド決済サービス(口座振替決済機能)」などを提供すると発表した。これに伴い、「mijica」は「ゆうちょVisaデビットカード(プリペイド機能付き)」になり、2019年1月28日から新たな機能が追加される。
「国際ブランドプリペイド決済サービス(口座振替決済機能)」は、「mijica(ミヂカ)」のシステム開発・運営業務を受託しているクレディセゾンを通じて提供するもので、ゆうちょ銀行が取り組む地域経済活性化やカードのIC化における情報セキュリティ機能の向上を支援する。また、銀行業務の効率化と、生活者の利便性を向上させるサービスの向上につなげ、キャッシュレス決済を促進していくそうだ。
「mijica」は、満12歳以上(小学生を除く)で、ゆうちょ銀行の総合口座を持つ人であれば、年会費無料で誰でも利用できる国際ブランドデビットカードとなる。インターネット通販を含む国内外の約4,400万店以上のVisa加盟店で、いつでも買い物が可能だ。「mijica」を取り扱う札幌市・仙台市・千葉県・熊本市の一部の郵便局・ゆうちょ銀行のほか、インターネットで全国から申し込みできる。
新たに追加する機能は、プリペイド残高が不足した場合に、あらかじめ指定したゆうちょ銀行の総合口座から即時に、不足額を自動的にチャージ(デビットチャージ)する口座振替決済機能となる。また、カードのIC化にともなうVisaのタッチ決済(Visa payWave)機能、VisaやPLUSマークのある海外260万以上のATMからの現地通貨の引き出し機能、利用者が個別に利用上限額を設定できる機能などとなる。