2010年12月1日16:54
NTTデータ・セキュリティは12月1日から、情報セキュリティ事故が発生した際の状況把握と対応実施計画の策定を迅速かつ適切に行い、二次被害を含む損失を最小限に抑える「セキュリティ・インシデント救急サービス」を提供開始すると発表した。
同社ではこれまで提供してきているセキュリティサービスで培ってきたセキュリティ診断、監視、コンサルにおけるノウハウ、個別に対応していたインシデントレスポンスの実績やノウハウ、最新のセキュリティ情報や技術をもとに、ユーザーに満足してもらうための最適なサービスとして提供する。また、NTTデータ 技術開発本部で研究開発したインシデント対応、フォレンジック技術などの成果提供を受け、より高度な対応を行って行く方針だ。
利用者はあらかじめ無料の会員登録を行うことで、契約などの時間を要する作業を事故発生前に済ませていることから、事故発生時に迅速に対応することが可能になるという。
会員への緊急受付は24時間365日対応。メールおよび電話で受付を行い、状況確認およびオンサイト初動対応までの緊急的なアドバイスを実施する。オンサイト初動対応については、24時間以内駆けつけ、状況把握を実施し、被害拡大防止のためのアドバイスや、今後の対応方針策定の支援を行う。また、本格調査、原因究明、復旧・回復など、本格対応の支援を実施する。緊急受付は無料、オンサイト初動対応は定額のスポット料金、本格対応は個別見積りで料金が決定する。