2020年11月12日7:25
小田急電鉄は、2020年11月10日に、MaaSアプリ「EMot(エモット)」をバージョン2.0にアップデートした。
これまでEMotが利用された声などをもとに、「複合経路検索機能の向上」と「オンデマンド交通の手配・決済機能の搭載」に加え、より直感的に利用できるよう地図をベースにした「基本デザインの変更」を行った。
「複合経路検索機能の向上」では、従来の時刻表を基本とした検索結果の表示に加えて、小田急線と小田急グループバスの「リアルタイム運行情報」と小田急線の「混雑予報」を検索結果にあわせて表示することで、より移動の計画を立てやすい機能となる。また、シェアサイクルやタクシーを組み合わせた複合経路検索結果について、その日の利用者ニーズにあわせたモビリティサービスのみを反映できるよう改善することで、公共交通機関による移動の利便・快適性を向上させたという。
「オンデマンド交通の手配・決済機能の搭載」では、画面上部に表示する「デマンド交通」や「カーシェア」などのボタンを設置。これをタップしてもらうことで、周辺で利用できるオンデマンド交通の検索・配車手配・決済までを完了できる新たな機能となる。
「基本デザインの変更」では、トップ画面を地図ベースに変更し、今いる場所や出かけた先でのお得なチケット・エリア情報を表示することが可能だ。また、トップ画面上部のボタンから「複合経路検索」や「電子チケットの購入」などの機能を選択できるようになり、周辺で利用できるEMotの各機能をより効率よく選べるようになるそうだ。