2020年8月18日16:29
小田急電鉄とミックウェアは、2020年内を目途に、小田急電鉄が開発するMaaSアプリ「EMot」にて、人工知能技術(AI)を活用した新機能「周遊プランニング」の提供を開始すると発表した。
EMotは、「複合経路検索」と「電子チケットの発行」の2つの機能を備えている。これに加え、新機能「周遊プランニング」により、特に観光地での新たな楽しみ方を提案できるアプリとしてさらなるアップデートを予定しているそうだ。
新たに搭載する機能「周遊プランニング」は、ミックウェアが提供するおすすめスポット提案サービス「BeatMap」を、MaaSとの連携によって、さらに便利に、快適に利用できるようにカスタマイズするものだという。BeatMapが持つ「行きたいエリアに合わせて、SNSやWeb上の口コミ情報をAIで解析して、話題のお出かけスポットを提案する」機能をベースに、「観る・遊ぶ・味わう」等のテーマに分類した「写真」のなかから、より視覚的・直感的に「旅マエ(旅行前)」の計画を立てていただけることが特徴だ。また、「旅ナカ(旅行中)」においては、EMotが有する複合経路検索機能を掛け合わせることで、お出かけスポット間の最適な経路を同一アプリ内で検索できるようになる。さらに、チェックイン機能を活用してもらうことでアプリ内に周遊記録を残し、旅の思い出を振り返って楽しんでもらうこともできるようになる。
同機能は、2020年内を目途に、小田急グループの主要な観光エリアの1つである「江の島・鎌倉」エリアでのサービス開始を目指しており、サービス開始日や詳細な機能などは決定次第知らせるという。
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ペイメントナビ編集部
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