2020年12月9日15:16
NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、ワークスペースの即時検索や予約ができる「Dropin(ドロッピン)」について、2021年1月中旬~2021年3月31日まで、ワーケーション施設の検索・予約を可能にする実証実験を実施し、利用者およびワークスペース提供店舗の募集を開始すると発表した。同実験により、旅行先や研修先などにおいても、ワークスペースを確保できるサービスのニーズや課題などを検証する。
なお同実験は、一般社団法人日本テレワーク協会、KNT-CTホールディングスと共同で行う。各者は、全国的なリモートワークやワーケーションをより一層普及させることを目的として、ワークスペースや宿泊施設、アクティビティや交通手段などを、ニーズに応じて検索し、予約、決済ができるサービスの提供を目指す。
NTT Comの「Dropin」では、スマートフォンの専用アプリを使って、利用者がいる場所の近くですぐにドロップイン(一時利用)できるカフェやホテル、コワーキングスペースなどを探すことが可能で、予約や決済もアプリ上で行うことが可能だ。また、事前に公衆無線LAN(Wi-Fi)や電源の有無、空席状況を確認することができる。
また、日本テレワーク協会では、全国のワークスペースを調査してきた知見を活かし、ワーケーションに活用できる施設をピックアップし、特徴に応じて「仕事集中タイプ」か「交流・アクティビティ重視タイプ」に分類してNTT ComおよびKNT-CTにその情報を提供する。KNT-CTでは、同社のワーケーション用Webサイトを通じて、宿泊施設、アクティビティ、交通手段の検索、予約、決済を提供するそうだ。また、「Dropin」とKNT-CTのワーケーション用Webサイトとは相互に誘導(送客)を行い。これにより、利用者がワーケーション先で予約したい対象によらず、スムーズに検索できる環境を作るという。
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ペイメントナビ編集部
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