2010年12月16日17:40
エイチ・ツー・オー リテイリング子会社の阪急阪神百貨店は12月16日、提携する各社が発行するポイントの有効利用を推進するため、凸版印刷と共同で阪急百貨店・阪神百貨店ならびに高島屋で使える、ポイントチャージ型電子商品券「カエトクカード」を新たに発行すると発表した。
カエトクカードは、提携各社が発行するポイントサービスのポイントをチャージすることで、店頭での商品購入時に電子マネーとして使用できる商品券である。これまでのポイントサービスでは、貯まったポイントを従来型の商品券に交換する場合に、それぞれのポイントサービスごとに還元できる単位までポイントを貯めて、商品や金券などに交換する必要があったが、カエトクカードでは、電子データとしてポイントをチャージするため、小額から利用可能で、複数の種類のポイントの集約が可能となる。このように、カエトクカードを使用することで、これまで利用頻度の低かったポイントを阪急百貨店・阪神百貨店・高島屋で有効活用することができるようになる。
カエトクカードの発行手数料は無料で、有効期限はない。また、会員登録も不要だ。カードの配布は阪急百貨店・阪神百貨店の店頭もしくはカエトクサービスより郵送となる。サービス提携先はジェーシービー(OkiDokiポイント)、三井住友カード(ワールドプレゼントのポイント、ペルソナVISAカードのみ)、アプラス(とっておきプレゼントポイント)、関西電力(はぴeポイント)、JTBビジネスイノベーターズ(JTBバリューギフトCOCOZO)、ジー・プラン(Gポイント)、ちょびリッチ(ちょびリッチポイント)、NTTカードソリューション(ネットアットギフト)の合計8社。
阪急百貨店・阪神百貨店全店では2011年1月中旬から、 いよてつ髙島屋を除く高島屋全店では2011年1月下旬から利用がスタートする。