2021年1月22日12:20
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は、認定NPO法人環境リレーションズ研究所に対して、Eco通帳(インターネット通帳)の新規または切替の申込み件数に応じて、約10万本の植樹と10年間の育成費総額5億円の寄付を行うことを決定したと発表した。
環境リレーションズ研究所は、少子高齢化の進む全国各地の被災林や開発跡地、皆伐放棄地など森を作るべき場所に樹を植える活動を行っている認定NPO法人だ。同社が運営する植樹プロジェクト「Present Tree」は、2005年1月より開始しており、森林再生と地域振興に貢献しているという。
MUFGと「Present Tree」は、2021年1月22日以降の利用者のEco通帳の新規または切替の申込み件数10件につき1本の樹を伐採林跡地などに植えていく。植樹証明書の発行や、植樹・育樹等のイベントを通じて、利用者と一緒に、植えられた樹がどのように成長し森となっていくか、10年間かけて見守るそうだ。こうして大きく育った「MUFGの森」は、MUFGの森が吸収するCO2の量で換算すると、冷房での電力消費に伴うCO2の年間排出量、約1万世帯分の削減効果があり、地域の防災機能や生態系の再生にも繋がるとしている。
Eco通帳は、紙の通帳の代わりにスマートフォンまたはパソコンでいつでも入出金明細が確認できる三菱 UFJ 銀行のサービスだ。MUFG は、従来よりペーパレス・デジタル取引が広がる中で、Eco通帳の利便性と安全性の向上を図ってきた。同活動を通じて、利用者のEco 通帳の新規申込み・切替をさらに促進させると同時に、件数に応じた植樹活動を行うことで、中長期的な地球環境の保全・保護および環境問題の解決にも貢献していく方針だ。
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ペイメントナビ編集部
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