2021年5月21日16:49
SBIホールディングスは、地域活性化を推進する取り組みの一環として支援している「プレミアム付商品券」を電子化する情報プラットフォームが筑邦銀行および福岡ひびき信用金庫の協力のもと、北九州商工会議所へ提供されると発表した。
同情報プラットフォームは、九州電力、筑邦銀行と共同で推進しており、プレミアム付商品券を電子化する取り組みとしては7件目になる。
プレミアム商品券のアプリ名称は「Paycha(ペイチャ)」で発行総額は24億円(第1回と第2回でそれぞれ12億円ずつ発行予定)。第1回は2021年5月21日~6月10日、第2回は9月21日~2021年10月10日で申し込みを受け付ける。利用期間は第1回が2021年6月21日~9月30日、第2回は10月21日~2022年1月31日となる。利用者は、スマートフォンで「Paycha」アプリをダウンロードし、申込・購入すると購入金額に加え、プレミアム分20%を付与する(5,000円単位で5万円まで購入可能)。また、買い物時には、加盟店にあるQRコードを利用者のスマートフォンで読み取り、決済を行う。
プレミアム付商品券をブロックチェーン/分散台帳技術を活用して電子的に発行することで、利用者は、申込から購入、決済までの一連の手続きなどをスマートフォンのアプリ上で行うことが可能だ。また、従来の紙による発行と比べて、自治体、商工会等からの発行や加盟店での精算に必要な手続きが効率化できるほか、申込受付場所の混雑防止などポストコロナ社会に適応した形で地域経済の活性化および利用者の利便性向上を実現するそうだ。
なお、これまでの実績は、うきは市(2020年6月18日)、太宰府市(2020年9月30日)、平尾商工連合会・箱崎商店連合会(2020年10月29日)、日田市(2020年11月19日)、みやま市(2021年3月4日)となる。
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ペイメントナビ編集部
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