2021年6月30日18:13
SBI FinTech Solutionsの子会社で、国際送金サービス事業を手がけるSBIレミットは、浜松いわた信用金庫と業務提携契約を締結し、2021年7月12日よりサービスを開始する予定であると発表した。
SBIレミットは、在留外国人に対して送金を中心とした金融サービスを提供することをミッションとし、着金スピードと安価な手数料が特長である米Ripple社の分散台帳技術を活用した金融テクノロジーの導入や多言語(12か国語)対応の強化など、サービスの利便性向上に取り組んでいる。
浜松いわた信用金庫が位置する静岡県は、県内総生産額の3分の1を製造業が占めており、自動車・二輪車などの輸送用機械器具や楽器などは全国トップクラスのシェアを誇る。その企業の多くが外国人労働者を雇用していることから今後も地域企業が受け入れる外国人の増加が予想されている。
このような背景のもと、両社のもつネットワークや強みを相互に活用することにより、浜松いわた信用金庫は利便性の高い国際送金サービスを提供することで、地域企業の外国人雇用による人材不足の解消や海外展開への支援を実現し、同社は新たな販路開拓が可能となることから、同提携に至ったとしている。