2021年8月1日8:00
東芝テックと東芝データは、 2020年から参画・支援している福島県会津若松市スマートシティ構想「スマートシティ会津」において、2021年8月1日~8月20日に開催される、会津若松市商店街連合会の地元商店街活性化イベント「デジタル版會津商人魂」に参画すると発表した。
東芝テックが運営する電子レシートシステム「スマートレシート」を使用した買い回りキャンペーンを実施することで、会津の生活者を中心とした買い物利便性の向上および買い回りによる地域経済活性化を実現する取り組みを行う。
同イベントでは、会津若松市内で業種、業態の異なる36社77店舗における「買いまわりすごろくキャンペーン」を実施。東芝テックと東芝データは、「スマートレシート」を会津地域ウォレットアプリ「会津財布」と連携させ、「スマートレシート」利用者の購買データを活用することにより店舗間の送客につなげるという。
両社は、地域内の経済循環と市民の利便性向上に向けたサービス環境の提供を行い、レシートレスによる非接触や環境配慮の需要にも対応していく。会津若松市は内閣府が進める「スーパーシティ型国家戦略特別区域」指定への応募をしていることもあり、今後はリアルタイムな購買データを活用したマーケティングや広告効果による潜在ニーズの分析など、「スマートレシート」のインフラを最大限に活かしたデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現させたいとした。