2021年8月2日16:49
コモニーは、地域振興券や、観光振興券をデジタル化するスマホアプリcommoney(コモニー)を自治体を始め、商工団体や商店街に提供しているが、新たな取り組みとして、一般社団法人うきは観光みらいづくり公社(福岡県うきは市)が販売するデジタル観光振興券のプラットフォームとして採用されたと発表した。
うきは観光みらいづくり公社は、観光振興を目的として市内の指定宿泊施設にて予約宿泊した場合に宿泊代金の一部を助成する事業を行っているが、その一部をデジタルクーポンとして販売を開始した。
今まで宿泊・日帰りの精算時に一度限り料金からの助成しかできなかったが、デジタルクーポンにすることで、日帰り温泉施設を何度も利用することや、色々な温泉施設を巡るなど、より旅行を楽しむことができるようになるとしている。
また、以前から同時に配布していた市内観光農園や飲食店で使えるクーポン券もデジタル化した。これらのデジタルクーポンは、commoneyアプリ上でセットで購入することができるそうだ。
うきは旅宿泊・観光デジタルクーポンは、うきは市内の宿泊施設、日帰り観光施設、観光農園等で利用できるデジタル商品券だ。うきは旅宿泊・観光デジタルクーポンは、スマートフォンアプリcommoney(コモニー)上でクレジットカードを利用して購入可能で、購入者は各施設に設置されたQRコードをcommoneyアプリで読み取って決済する方法で支払いに使うことができる。なお、販売、利用可能期間は、2021年8月2日~2022年1月31日までとなる(販売は予算額に到達次第終了)。プレミアム率は140%付与(宿泊・日帰り施設で使える1万円券と、観光農園等で使える2,000円券のセット1万2,000円分を5,000円で購入できる)。販売総額は500万円(1,200万円分)となり、販売額は5,000円(一人あたり1回のみ購入可能)となる。
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ペイメントナビ編集部
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