2019年8月28日17:10
コモニーは、タクシーチケットを電子化し、チケット発行者が乗客の代わりに料金を支払うサービスを開発したと発表した。
同サービスを勝山タクシー 勝山自動車が導入し、「e-taxet」(イータケット)として2019年9月2日から運用を開始する。このような電子タクシーチケットの導入は、全国のタクシー事業会社では勝山タクシーが初となるそうだ。
「e-taxet」は、コモニーの電子チケットサービス「commoney」(コモニー)をベースとしたタクシーチケットとなる。チケットの発行者が、相手に現金や電子マネー・ギフト券などを送ることなく代金を代わりに支払うことができ、おつりや領収書を受け渡す精算の手間も不要だ。
勝山タクシーでは、 従来の企業のタクシーチケット利用に加え、たとえば高齢のため運転免許を返納し、通院や買い物に苦労している両親、最寄り駅から自宅までのタクシー代がない子供など、サポートが必要な個人にも「e-taxet」を利用してもらいたいとしている。