2021年9月30日20:06
GMOデジタルラボとGMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)は、自治体や事業者が発行する紙の商品券をデジタル化するサービス「モバイル商品券プラットフォーム byGMO」を、 2021年10月1日から岐阜県養老町に提供開始すると発表した。
養老町は、「モバイル商品券プラットフォーム byGMO」を活用することで、「養老町プレミアム商品券」のデジタル化が可能となる。養老町は、養老町独自スマホ専用アプリ「養老Pay」内で、「養老町プレミアム商品券」を電子マネーとして提供する。同提供は、GMO-PGと大垣共立銀行の提携により実現したもので、大垣共立銀行は養老町の指定金融機関として「養老町プレミアム商品券」の精算業務を行う(「養老町プレミアム商品券」の発行は養老町商工会が対応)。
なお、「モバイル商品券プラットフォーム byGMO」は、自治体や事業者が発行する紙の商品券をデジタル化できるサービスだ。自治体や事業者にとって、紙での商品券発行には対面を中心とする商品券の販売や、使用した商品券の回収・保管・集計・精算・換金などによる業務が生じる。また、キャッシュレス決済の普及もあり、商品券のデジタル化への需要は高まっている。自治体や事業者は同サービスを利用することで、システムを開発する必要なく商品券のデジタル化を導入でき、紙の商品券発行の業務負荷削減やキャッシュレス対応を実現できるとしている。
商品券がデジタル化することで消費者は、24時間いつでも好きなタイミング・場所で商品券を購入でき、1円単位で利用できるようになる。専用サイトで商品券のデジタル版の利用登録を行い、同サイト上でクレジットカードによるチャージを完了した上で、商品券を利用できる店舗でQRコードを読み込むと、キャッシュレス決済として利用可能だ。
なお、同サービスでは、システム開発をGMOデジタルラボ、自治体や事業者向けの販売をGMO-PGが担う。