2021年10月1日8:10
アララは、このほど、同社のキャッシュレスサービスを導入しているスーパーマーケットや小売り事業者とその従業員、および店舗周辺企業の従業員を対象に、給与の一部を電子マネーで支払う、給与天引きを活用した「給与デジタル払い」の実証実験を開始した。
疑似的な「給与デジタル払い」となる同実証実験は、 「お店オリジナルPay」を提供する青森県のオトキタ酒販と同社の近隣に本社を構える共光商事にて、2021年9月30日より実施する。今後、順次、実証実験参画企業を増やし、年内3社での実施を目指す。
同実証実験では、給与天引きを活用した「給与デジタル払い」を2パターンで実施する。1つは、「お店オリジナルPay」を発行するオトキタ酒販が従業員を対象に実施。企業は、対象人員の希望に従い、給与の一部をデジタルで支払う。デジタル払いには、オトキタ酒販が発行するオリジナルPay「セプリカ」を利用。天引き額3万円未満3.5%、3万円以上5.5%のインセンティブを付与。
もう1つは、店舗周辺の企業である共光商事の従業員を対象に実施する。オトキタ酒販と共光商事間で個人情報の取扱いに関する契約を締結して実施するそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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