2021年10月18日16:55
クレディセゾンは、映画館や水族館などの集客施設向けに、事前に時間帯や座席予約ができるオンラインチケット販売のSaaSサービスを自社開発・提供するモーションピクチャーの発行済株式の過半数を取得し、子会社化することを決定したと発表した。
コロナ禍によって、街中でのショッピングや映画館等のサービス利用といった「対面」領域において、事前予約や決済のオンライン化、QRコードを用いたスマート入場など、デジタル技術を活用した「非対面化」ニーズの高まり、また、「モノ」から「コト」へ、「商品提供型」から「体験提供型」へ、顧客の消費意識や提供モデルが大きく変化する中、今後はより一層、対面領域における「リアル」な体験を「デジタル」で強化する動きが進展していくという。そのような中で、映画館や水族館といったリアルな集客施設のサービス(コト消費)のデジタル化領域において、高度な技術力を背景とした競争力の高いオンライン予約サービスを自社開発・提供するモーションピクチャーを同社グループに迎え、コト消費の入り口となる「予約」から「決済」を一気通貫で提供し、カード会員のさらなる顧客体験向上を実現すべく、株式取得に至ったそうだ。
今後は、両社の強み・ノウハウを活用し、予約から決済、送客や優待などのマーケティングまでを含めたコト消費のオンラインインフラの開発や、同社提携先・カード加盟店をはじめとした様々な集客施設へのサービス提供を通じ、コト消費のプラットフォーマーとして「リアル」と「デジタル」を融合した顧客体験の向上を目指す。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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