2021年10月27日13:56
ブロードリーフとトヨタファイナンスは、 自動車アフターマーケットを中心としたモビリティ金融サービスを実現することを目的に協業を開始する事で合意した。
今回の協業は、ブロードリーフが開発・提供するデジタルビジネスプラットフォーム「Broadleaf Cloud Platform」とトヨタファイナンスが提供する「モビリティ金融サービス」の連携により、車を利用する人に個々最適なサービスの提供を目的としている。
トヨタファイナンスでは、トヨタグループ領域外での初の金融サービス提供となる。今回の協業をはじめ新たなチャレンジを通じて、トヨタの車を利用するすべての人との接点づくり・強化に取り組んでいるという。
またブロードリーフでは、今回の協業により、ブロードリーフが開発する「Broadleaf Cloud Platform」上の決済ゲートウェイを活用し、新たな金融サービスを提供する。同取り組みによって、カーオーナーへ利便性の高い金融サービスを提供するとともに、ブロードリーフが提供するクラウドサービスのさらなる機能拡充を目指す。
具体的には、ブロードリーフが有する自動車整備業をはじめとする自動車アフターマーケット事業者のネットワークを通じて、自動車販売・整備に関するトヨタファイナンスの金融サービスの提供を実施する。トヨタファイナンスの金融サービスと「Broadleaf Cloud Platform」上に構築された自動車アフターマーケット事業者向けクラウドサービスとの連携により、中古車購入や車検・点検時のローンの申込が可能となることで、自動車アフターマーケット事業者にとっては見積もりから決済に至るまで、ワンストップで利用できる環境を整備する。
また、ブロードリーフの株主に、トヨタグループが提供する決済アプリ「TOYOTA Wallet」を通じた株主優待の贈呈を行う自動車業界初の試みを予定しているそうだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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