2021年11月19日17:47
住信SBIネット銀行は、高島屋と、住信SBIネット銀行が提供する「NEOBANK」サービスを活用した新しい金融サービスの実現に向けた協議を行うことに合意したと発表した。
高島屋グループは、商品に加え、ファイナンシャルサービスを百貨店の品揃えの1つとしている。2020年には利用者の資産形成や資産承継のサポートを行うファイナンシャルカウンター事業を、2021年にはソーシャルレンディング事業を新しくスタートした。一方、住信SBIネット銀行は、ITと金融のノウハウを活用し、パートナー企業へ銀行機能を提供するBaaS(Banking as a Service)によって、パートナー企業の利用者に対する金融サービスにおいて新たな付加価値の創造を目指す取り組みである「NEOBANK」サービスを推進してきた。
このほど、両社は、それぞれの長所を活かし、高島屋グループの利用者を対象に、新しい金融サービスの実現に向けた協議を行うことに合意した。国内15店舗のほか、ネットにも販売チャネルを有する顧客基盤に支えられている高島屋グループのアドバンテージにデジタル金融サービスを組み合わせ、百貨店における買い物の利便性をさらに高めるサービスの導入に取り組むそうだ。
今回の協業により、アプリ上でタカシマヤ友の会の申し込み・積立・利用ができるサービスを提供するという。また、高島屋での買い物と連携した決済手段の組成と提供、住信SBIネット銀行のバンキングサービスを提供するそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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