2021年12月14日7:30
JR九州とPayPayは、JR九州の一部区間の特急列車を対象として、PayPayのQRコード決済機能を活用した特急券の導入について2022年1月7日~2022年3月31日まで実証実験を行うと発表した。実施区間は、鹿児島本線の門司港・博多間および日豊本線の小倉・行橋間の在来線特急列車停車駅相互間となる。特急列車停車駅に、当駅発の特急料金が設定されたQRコードを掲出。利用者自身でPayPayアプリから決済を行う。
JR九州は、同特急券の導入により券売機や窓口に立ち寄る必要のない、特急券の新しい購入方法を提供することで、利用者の利便性を高めたいと考えており、PayPayは、日本全国どこでも安心してキャッシュレスで買い物ができる世界の実現を目指し、キャッシュレス決済の拡大を図っていきたいと考えているそうだ。
同特急券は、乗車券(ICカード乗車券を含む)と合わせて、設定区間の特急ソニック等の特急列車の普通車自由席に乗車できる。特急列車に乗車する駅の発車時刻の1時間前から発車時刻までに決済されたものに限り1回有効となる。
なお、払いもどしは決済から2時間以内で未使用の場合に行う。払いもどしはPayPayで行い、現金での取扱いは行わない(払いもどし手数料220円が必要。支払いはPayPayで決済する必要あり)。
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ペイメントナビ編集部
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