2022年1月13日9:33
ラックは、年々巧妙化する金融犯罪を防止するため、金融機関や決済サービス事業者に向けて、顧客保護の観点によるリスク評価や課題改善に向けたサポートを行う「金融犯罪対策コンサルティング」サービスを、2022年1月11日から提供開始した。
インターネットバンキングやスマートフォンの決済アプリなど、企業が提供しているデジタル金融サービスに関してヒアリングを行い、現状を把握したうえで顧客保護の観点によるセキュリティ評価を実施する。評価時は、ラック独自の評価軸を用いて網羅的なリスク分析を行い、最適な対策や改善案を提言する。
また、フィッシングやなりすまし被害、インターネットバンキングやスマートフォン決済の不正利用など、昨今多くの被害が確認されている金融犯罪の手口に応じた対策を提案するという。さらに、金融機関・サイバー犯罪対策組織との連携を通じて最新の犯罪手口に関する情報を収集し、サービス提供事業者にとって適切な対策案を提供する。
定期コンサルティングサービスでは、企業との定期的な面談・打ち合わせを通じて、金融犯罪対策にかかわる各種相談に応じる。サービス利用者の認証プロセスや外部サービスとの連携リスク、不正取引に対する分析・検知・対応の仕組みなど、デジタル金融サービスに関して企業が抱える個別の悩みを解決していく。また、適切なセキュリティ施策の導入を実現するため、専門性の高いコンサルタントが相談に応じるそうだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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