2022年2月10日10:24
ネットムーブは、同社のソリューション「復号化APIサービス」および「キーローディングサービス」が、SB C&Sが提供する決済サービス「PayCAS(ペイキャス)」の新しいモバイル型オールインワン決済端末「PayCAS Mobile」で採用されたと発表した。
復号化APIサービスは、PCI DSS認定を受けたハードウェアセキュリティモジュール(HSM)を利用することで、決済鍵の配布から復号までを一貫して提供でき、決済事業者はセキュアにサービスを運営することが可能となる。
キーローディングサービスは、決済端末を加盟店に配布するにあたって必要な決済鍵を、端末ごとにインジェクションするためのASPサービスだ。決済鍵はネットムーブから提供するHSMサーバよりリモート配布が可能なため、決済事業者は新たにHSMサーバの立ち上げ等の工数やコストをかけずに運用が開始できるサービスとなる。
なお、「PayCAS Mobile」は、クレジットカードから電子マネー、QRコードまでさまざまな決済手段を利用できる。直感的な操作ができる5インチのタッチパネルディスプレイに加え、磁気カードリーダーとプリンターも搭載しており、決済からレシート印字まで端末1台でオールインワンに対応。SoftBank SIM対応で場所を選ばず決済できる。なお、POSシステムとの連動もWindows環境向けOCXを利用することで開発が可能だ。