2022年2月4日20:43
住信SBIネット銀行とデジタルホールディングスは、両社の強みおよびノウハウを活かし、相互補完しあうことで社会課題を解決していくことを目的とした包括的な業務提携に向けた検討を開始した。
住信SBIネット銀行は、2007年の開業以来の取り組みで培ったノウハウを活用し、API開放、住宅ローンのAI与信モデルの構築、直近ではパートナー企業へ銀行機能を提供するBaaS(Banking as a Service)による「NEOBANK」事業などのテクノロジーを駆使し他事業を展開している。「NEOBANK」事業は拡大しており、異業種のパートナー企業との新たなビジネスモデルを構築している。
デジタルホールディングスは、1994年の会社を設立し、インターネット広告を中心としたマーケティング事業、およびデジタルシフト事業を通して、1,500名を超えるデジタル人財の育成とともに、インターネット黎明期よりデジタルに精通したサービスの提供を行ってきた。
今回、住信SBIネット銀行とデジタルホールディングス、およびデジタルホールディングス傘下のオプト、デジタルシフトは、デジタル社会に対する考え方、価値観を共有していることを確認し、①「ID広告エコシステム事業」における、マーケティングパートナーとしての事業の立ち上げ、および事業共同推進、②「NEOBANK」事業の推進、および「NEOBANK」事業のシステムを活用した提携パートナー企業のお客さま体験の向上に対するデジタルマーケティング支援、③ BaaSを活用したIX事業の立ち上げ、という3点について、人材交流を含めた包括的な業務提携に向けた検討を開始した。
両社は、今後互いの知見を合わせて最大のシナジー効果を発揮していくことで、ビジネス面・技術面の課題解決策を模索するとともに、新たなデータビジネスサービスの提供を通して、社会課題の解決を実現し、よりよい未来の創造に貢献していきたいとしている。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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